今年度の子ども会議
子ども会議とは
八幡子ども会議は、八幡市の未来を担う子どもたちが、街や学校のこれからについて自分たちの視点で考え、話し合い、市民や市長と意見を交わしながら提言を行うことを目的にした取り組みです。
子どもたちの声を大切にし、自分たちのまちを自分たちでより良くするための「まちづくり参加の場」として毎年行われています。これまでの21年間で、子どもたちからは多くの素晴らしい提案が生まれました。その中には、実際に市の施策として採用され、実現に至ったものもたくさんあります。
現在は、八幡市内の小学生15人・中学生8人・高校生6人が参加しており、それぞれの班が1月の提言に向けて議論を進めています。会議は6月から月に一度のペースで開催されており、アンケート調査やフィールド調査などを通じて地域の課題を見つけ、自分たちにできることを考えながら、八幡市をより良くするための提言を練り上げています。
そして2025年からは、さらに新しいステップに進みます。これまで市長に向けて行っていた「市への提言」を、今後は市議会にも届ける予定です。子どもたちの声が、より広く、より深く市政に届くことを目指します。
先生からのメッセージ
立命館大学政策科学部 教授 稲葉光行先生
八幡子ども会議は、第1回のころは「何を話したらいいの?」「どんな提案をしたらいいの?」と、子どもたちが戸惑っていたのをよく覚えています。けれど今では、自分の考えをしっかり持ち、それを工夫して伝えようとする姿が見られるようになりました。毎年、思いもよらないたくさんのアイデアが生まれていて、とても驚かされます。
この子ども会議では、あらかじめ「正解」が決まっていないテーマについて、自分たちで考えて話し合い、提案をつくっていきます。そうした経験は、みなさんの「考える力」や「伝える力」を育てるだけでなく、「学び方を学ぶ」というとても大切な力にもつながっています。
また、この活動は、みんなの成長の場でもあります。話し合いや発表を通して、仲間と協力する力や、人の意見を受け止めてさらによくしていく力が、どんどん育っていると感じます。
このような子ども会議が20年以上も続いてきた八幡市は、本当にすばらしいまちです。みなさんには、この経験に自信を持って、「ちょっとむずかしそう…」と思うことにも、ぜひチャレンジしてみてほしいです。そして、自分のアイデアでまちをよくしようとする気持ちを、これからも大切にしていってください。
過去の提言
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